今やカブリナのアイコン・ウイング的存在となったマンティス。
オールラウンドに高いパフォーマンスを発揮し、最初に発表されて以来2025モデルは5世代目となります。
2025モデルは12月10日に公開となり、日本にも試乗機が入りました。ここでは04モデルとニューモデル2025マンティスを徹底比較していきます。
カブリナの2025コレクションのコンセプトは『think difference.』今までにないものを今までにない視点で見て考え、開発するという意味が込められています。
そこでまずは全く違った点をご紹介します。
大きな変更点
ファブリックの変更
今まで使っていたファブリックから帝人製のものへと変更しました。
新しい生地はパリッとした感じが強く、硬めのものに感じます。
様々なメーカーのものを検討テストして一番良いと感じた帝人に決めたとのことです。
トレーリングエッジのカーボン製ミニバテン
今までファブリックの補強が入っていましたが、2025ウイングではカーボン製のミニバテンが配置されました。トレーリングエッジのバタつきを抑える効果が期待できます。
その他の部分も細く見ていきましょう。
コンベックスストラットの改良
ストラットにはカーブがつきパフォーマンスを生むのに重要な役割をしています。2025マンティスでは、よりそれぞれのパーツのカーブが大きくなり、使いやすさとパフォーマンスを引き出しています。
↓ 上が2025マンティス、下が04マンティス
ハンドル取り付け位置がライダーの体に近い位置になるようカーブが大きくなり、それに伴いストラットエンドに向けて途中からのカーブが強く入っています。
ハンドルの位置
前手でハンドリングしやすいように変更したとカブリナからの説明があります。前ハンドルの位置をやや後ろ寄りに変更したこともその一環だと思われます。
リーディングエッジのシェイプ
前寄りのウイングにという変更点はリーディングエッジのシェイプにも見て取れます。
ウイングチップを横から見ると、シェイプのボリュームのある位置が変更されています。
また、ウイングチップのカーブをスムーズにするためパーツが一つ増えています。
リーディングエッジのシェイプの変更は上反角から繋がるカーブにも見られます。
04マンティスは上反角から繋がるLEのカーブが付いていますが、比較すると2025マンティスは直線的に見えます。
LEハンドル付近
LEハンドルの周りのファブリックの補強は縫い目の数は同じながらも生地自体小さくなり、加えてフラギングの時に手が当たることを想定してつけられるモフモフのパッドも小さくなりました。軽量化を図るためと思われます。
またハンドルの位置が若干内寄りになりました。
ストラットの補強
細かい変更点ですが、ストラット上ファブリックを守る補強も変更になりました。
上が2026マンティスで、軽量化を意識した結果と思われます。
バッグも進化
トリップに行く時などに便利な2機ウイングを入れられるバッグが、昨年モデルから半防水になりました。2025モデルでは底に窓が付きました。湿ったウイングを入れてもムレが少なくなりそうです。
使った人のインプレッション
「めちゃくちゃオーバーに強いのにかといってアンダーに弱いわけでもない。風域が広くなった感じ」
マンティス4.5使用 マニューバライン営業/富田
「パンピングの時に生地のパリッとした感じが分かり、パンピングの効率が良くなった。04モデルに比べると、ややフラットになった感じがする」
マンティス4.5使用 アカデミー46/脇元菜穂子
価格
ほぼ04モデルと同じ価格でご提供させていただきます!
サイズ | 価格(税込) |
2 | ¥170,500 |
2.5 | ¥176,000 |
3 | ¥181,500 |
3.5 | ¥187,000 |
4 | ¥198,000 |
4.5 | ¥203,500 |
5.0 | ¥209,000 |
5.5 | ¥220,000 |
6.0 | ¥225,500 |