AERとマンティスを乗り比べてみた

風が吹き、波も少しあったので2025ニューモデルAER(エア)2.5と04マンティス2.5を乗り比べてみました。

まずはAERの特徴は以下です:

  • 軽さを追求して開発したモデル
  • ソフトハンドル
  • 軽量なライダーやダウンウインドなどに向く

AERの細部を見てみましょう。

上反角は深めに入っています。

軽量化のためスレどめ等を極力抑え、シンプルなウイングに仕上げました。

ハンドルもカブリナ独自のワイドスパンハンドルにせずソフトハンドルにして軽量化を計りました。

リーディングとストラット、別々に空気を挿入します。2.5の場合、ストラットが9.5、リーディングが10.5psiです。

次にAERとマンティスを比較してみます。

AERとマンティスを比較すると一番の違いは上反角にあると思います。


マンティスはウイングがフラットで面でパワーを生み、風のオンオフがしっかりできます。そのためフリースタイルや波乗りでフラギングする時にふらつかないなどの利点があります。一方でAERは上反角がしっかりついていますが、総重量が5.0で2.16キロ、2.5であれば1.52キロ以下であるため、扱いが極めて楽にできるという強みがあります。

リーディングのシェイプも異なります。

2.5というサイズはピーキーに感じることも多いかと思いますが、マンティスのしっかりとしたトルクとハードハンドルの組み合わせのおかげで飛び上がり、スピードアップに必要なトルクはあります。一方でリフト力が強いAERはふわっと上がり、終始楽に乗れるという印象です。
またワイドスパンハンドルを使い慣れている私たちにとって、ソフトハンドルを使うことへの不安がありましたが、AERの軽く優しい使い心地はソフトハンドルのおかげでもあると感じました。

今年からAERがラインナップに怖わったことにより、より多くの方がスタイルに合わせてウイングを楽しめるようになったと感じます。
ぜひ試乗会等で3つのウイングの違いを体感し、ご自分のスタイルに合ったウイングを見つけてください。