CABRINHAマンティスV2とV3の比較

1月18日に公開となったマンティスV3。
今回は新旧モデルを比較してみました。
まずは03モデルのウイングに共通する改良/変更点を以下でお知らせします:

・ハンドルが変更
 素材が変わっただけでなく、前後のハンドルの長さも変え、スペーサーで取り付け角度や高さも変えられます。
 細いグリップなので指を引っ掛けて使え、手なじみが良いハンドルです。

・ブラダーが軽量化
 ウイング全体の重さが軽くなりました。

・スプリント3に変更
 ブラダー間をつなぐチューブの根元のパーツ、スプリントがニューバージョンになりました。
 空気を入れたり抜いたりという作業にかかる時間が短くなりました。

それ以外の部分でマンティスがどう変わったのか、詳しくチェックしてみました。

平置きで見つけた違い

1 ハンドルの違い
2 ウインドウのシェイプ
3 パネルレイアウト
4 トレーリングエッジに別素材を使い強度をアップ
5 LEの補強素材

6 ストラットに空気を抜くパーツ

7 V3ではスプリントチューブが2箇所に

8 トレーリングエッジのシェイプの違い

空気を挿入して見つけた違い

1 ストラットについたカーブ

2 上反角
V3(写真内下)はVが強くなりました。

3 ウイングチップの径

使ってみて
マンティスはトルクが特徴ですが、その特徴は引き継がれつつ全般的に少しマイルド感が増したように感じました。
LEの上反角を変更したため安定して使えるという印象で、さらにV2に比べると実重量もそうですが使い心地が軽めに感じます。またアップウインドでも快適に風上に引っ張っていってくれる印象です。
マンティスV3だけではありませんが、新しいハンドルは軽いうえ手触りが良いので快適に乗れます。
全般的にアップグレードしたことが感じられるウイングです。